大学時代、不動産学部に在学していたこともあり、不動産仲介の会社を一通り受けました。
内定は数社いただくことができ、進路を悩んでいることを建設業界で働く父親に相談したところ、以前大成建設グループの仕事をしたことがあるそうで、その際の社員の方の対応や、仕事への向き合い方の印象から、この会社が良いのでは? と勧められて入社を決意しました。


私の場合は、もともと不動産仲介業界に興味がありました。
自分の仕事の成果を報酬という形で評価をしていただける。それが自分の自信にもなると思いましたし不動産という人生でも大きな買い物を通じて、「自分を選んでいただける」ということは、他の仕事には無い魅力でした。






この仕事では、不特定多数のお客様とお会いするため、「人間力」が問われる仕事だと思います。
競合他社の営業と比較されることも多いので、競合分析をすることはもちろんしますが、他社と同じ土俵に上ろうとするのではなく、お客様のニーズを理解し、お客様の視点に立った提案をすることを心がけています。
お客様に選ばれた結果、自分の目標を達成したときは嬉しいですね。
さらに、自分の後輩が目標を達成したり、センターの成績が良いと、所内での自分の役割を果せたというか、必要とされていることを実感しながら、楽しく仕事ができます。


梶浦係長のように、目標を達成した時はもちろん、お客様から「ありがとう」の言葉をいただけた時には、「もっと何かをしてあげたい!」という気持ちになります。
そのためにも、どうやったらお客様から好きになってもらえるのか、愛される人間になるのかは常に意識してやっています。




吉田君の場合、人懐っこくて、お客様の懐に飛び込んでいけるところは、天性のものというか、もちろん努力もしていると思いますが、すごいところですね。
以前よりも機会は減りましたが、一緒にお客様のご自宅に訪問した際に、上手にコミュニケーションが取れていて「頼もしい」と思いました。


そんなこと思っていたんですか?
梶浦係長は、とにかくストイックで、仕事にメリハリがあり、やると決めたことは、必ず終わらせてから退社する印象があります。


それは、お客様の信頼に応えたいというのと同時に、自分で決めた約束を守ることを意識しているからですね。
お客様の視点で、お客様の気持ちになって考えると、おのずとやらなければならないことは見えてくるので、それを一つひとつ積み重ねているという感じです。


正直、営業の仕事を甘く考えていた部分があって、この会社への入社が決まった頃、私は1番を取ってやろう!という気持ちが強かったです。
しかし、自分の成績や評価のために頑張っているうちは仕事が上手くいかず、先輩方の仕事との向き合い方や姿勢を見て、お客様のことをいかに考えられるかが重要だと感じました。




初契約のことは一生忘れないと思います。私が物件のご案内をさせていただき、その後、契約・住宅ローンの審査・決済(物件のお引渡し)という手順を踏んでいくのですが、その流れのなかでお客様にお伝えする内容に誤りがあり、お客様を怒らせてしまいました。



ああ、そういえばあったね。


その後、先輩にリカバーして頂いたのですが、お客様や先輩方の期待を裏切ってしまった自分が情けなくて、本当に悔しかったです。
それ以外にも、梶浦係長はじめ先輩方に助けて頂く事が多く、感謝しかないです。


私自身も、もちろん失敗をたくさんしてきましたが、そんな時にはいつも、先輩方や所長に助けていただいてきたので、それを吉田君にもそのまま返している感覚ですね。
気にかけてくれる先輩と、逆におれの背中について来いっていうタイプの先輩がいると思いますが、やっぱり気にかけて声をかけてくれたり、アドバイスをくれる先輩が自分も好きで、そんな先輩・上司になりたいと思っているんですよ。






配属後は、センターの先輩方が業務を教えてくださいますが、入社したばかりの頃はやらないといけないことがわからなくて、毎日迷惑をかけていました。



それは、誰もが通る道だね…


案内後、お客様とのやり取りを一通りお伝えしてアドバイスをいただいたり、ICレコーダーを使って、先輩の打ち合わせの内容を文字に起してそれを復唱して練習もしてきました。
今では、最低限の仕事を一通りできるようになりましたが、まだまだ勉強することは多くあります。
その反面、お客様からの期待を常に感じることができますので、お客様の期待と信用に応えられるようになりたいです。
いずれ入社してくる後輩にもそういった姿を見せられるよう成長していければと思います。


吉田君とこのセンターを引っ張っていけるようになりたいです。
将来的には、所長になりたいですね。
現在の所長はオンとオフはっきりしており、仕事に対しては厳しい方ですが、仕事以外の場でも所員とのコミュニケーションを大切にされているので、自分もそんな所長になりたいです。



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