屋島競技場利用取決事項
フィールド・トラック
主競技場(メインフィールド)
1周400mトラックで、競技走路は8レーン(メインスタンド直線部分9レーン)とし、日本陸上競技連盟による「第2種公認陸上競技場」の仕様に基づき計画。天然芝のフィールド(106×69m)は多目的な利用が可能。屋島の景観に合わせた青色のトラック(全天候舗装)は、瀬戸内海や相引川をイメージし、高松らしさを演出。
補助競技場(サブフィールド)
1周200mのトラックで、6レーンの競技走路。表面仕上げは、近隣学校の利用を考慮したクレイ舗装。
平面計画
グラウンドレベル
■ | 第2種公認陸上競技場の仕様に基づき、更衣室やシャワー室、用器具等を設けるとともに、管理事務室や会議室等も併設。 |
■ | 競技場の西側には、公認の棒高跳競技が可能な室内競技場を、東側には、1周200m、6レーンでクレイ舗装の補助競技場を設置。 |
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世界的にも著名で本市にゆかりのあるイサム・ノグチの遊具彫刻を配置したスポーツ広場やジョギングコース、屋外トイレなどを設置し、市民の健康づくりや憩いの場として利用ができ、地域に根ざした緑豊かなスポーツの拠点施設として整備しました。 ジョギングコースの設定は、周回距離の異なるコースを3種設定し、利用者が持久力に応じコースを選択できるよう配慮しています。 |
スタンドレベル
■ | 敷地を有効活用し、歩行者の安全性を確保するため、歩道を一部高架化したペデストリアンデッキを整備し、歩行者と車両の動線を分離しました。 |
■ | メインスタンドは、3,500席の個席を、バックスタンドには、1,500席の階段席を、また、サイドスタンドには、1,000人収容可能な芝生席を整備。 |
■ | 1周650mのデッキは、ジョギングコースとして整備し、周回することで、メインスタンド前の相引川の親水空間、屋島への眺望、主競技場、補助競技場を一望でき、また、室内競技場を見渡せるなど変化のある様々な空間が体験できます。 |
■ | 南側デッキは、トレーニング時の休憩や市民の憩いの場所として整備。 |
■ | 芝生スタンドには、屋島の景観や陸上競技場にふさわしく、創造都市高松をイメージさせるモニュメントを設置。 |
室内競技場
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バックスタンドから西側スタンドにかけて、棒高跳の公認競技が可能な「室内競技場」を全国で初めて併設。 (棒高跳競技部分は上部吹き抜けで、天井高さ10m以上を確保) また、400mトラックと同じ曲率の曲走路を持つ走路(150m程度)、走幅跳・三段跳走路等を設け、幅広いトレーニングが可能です。 |
施設設備
4F | 場内放送室、放送機器室 |
2F | 観客席、コンコース、インフォメーション、ショップ、見学デッキ |
1F | 事務室、会議室、更衣室、自動販売機コーナー、授乳室、器具庫 |
公認 | 第2種 |
構造 | SRC造、一部RC造、S造 |
階数 | 地上4階建 メインスタンド 4階(高さ最大19.5m) バックスタンド 2階(高さ最大10.0m) |
延床面積 | 16,207平方メートル |
敷地面積 | 53,500平方メートル |
収容人数 | 6,000人 メイン(個 席) 3,500人 バック(階段席) 1,500人 サイド(芝生席) 1,000人 |
駐車場 | 370台 |
その他 | スポーツ広場、休憩スペース、トイレ、ジョギング走路、駐輪場等 |